Ar ドライカプセル


精度の安定、ケース内の除湿機構
機械式時計のムーブメントパーツは、それぞれが円滑な運動を行えるよう潤滑オイルが使用されていますが、この潤滑オイルの劣化により時計の精度悪化が起こります。この劣化の主原因になるのは、時計ケース内部の水蒸気や不安定ガスにあり、これを取り除くことにより制度の安定がはかれます。
ジン社はそのための特殊乾燥剤を使用したドライカプセルを開発し、潤滑オイルの劣化を引き起こす水蒸気を可能な限り取り除く技術を得ました。
Ar ドライカプセル搭載モデル

ドライカプセル
ジンの開発したドライカプセルは、Arドライテクノロジーの最も重要な要素です。
このカプセルには特殊乾燥剤が充填されており、これはケース内の水蒸気を吸収し時計ケース内の湿気を取り除きます。ドライカプセルに吸収された水分量が増すにつれて、淡いライトブルーから
ネイビーブルーへと色が変化します。

ムーブメントに使用している潤滑オイルの劣化が起きると、テンプの軸と軸受けの高速運動で起こる静電気が発生し、さらに空気中の不安定ガスが化学反応を起こす放電腐食がはじまることですべてのパーツにおいて精度が悪化します。時計ケース内に希ガスといわれる極めて安定したガスが充填することにより、この静電気や不安定ガスを含む空気を可能な限り排除し放電腐食を防いでいます。文字盤のArのマークはガス封入の印です。

EDRパッキン
時計ケースへの大気中の水分の貫通を最小限に抑えるため、ジンではEDR(超拡散削減)パッキンを使用しています。
ニトリルゴム(NBR)を使用した従来のケース用パッキンでの許容値と比べ水分浸透を最小25%にまで削減することができます。

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